南林間の鍼灸院

鍼灸マッサージField

〒242-0003 神奈川県大和市林間1-7-17 林間ホームズ207(南林間駅改札口より徒歩5分)

お気軽にお問合せください
受付時間:10:00~21:00
日曜10:00~20:00
定休日 :木曜

ご予約・お問合せはこちら

046-244-0515

完全予約制

鍼灸の鍼について

鍼は痛いですか?

鍼と言うと注射針や裁縫の針を想像される方が多いと思います。鍼は痛いですか?とよく質問されます。

鍼の痛みや鍼の種類についてご紹介いたします。

鍼で感じる痛みの種類

1:切皮痛/刺入痛 チクっと感じる痛み
切皮痛=鍼が皮膚を通過するときの痛み
刺入痛=皮膚を通過して体の中に鍼をすすめるときの痛み

全身の皮膚には痛みを感じるところ(痛点)があり、鍼を刺すときにどうしても刺激してしまうことがあります。
また、体調や皮膚が敏感な時に感じやすいです。ほとんどの場合は痛くありません。

 

2:響き(ひびき)鍼特有の表現です。
​鍼をしたところが、ズーンとする、重く感じると表現されます、少し痺れるような重たさを感じるため、痛みと表現することもあります。どちらかといえば良い刺激なのですが、この感覚が不快な方もいらっしゃいます。

響きは、筋肉や神経を刺激して起こります。
例えば、筋肉が硬くなるとその内部を通っている神経も圧迫されてしまいます。鍼で刺激する(響き)ことで緩めることができます。

※痛みの感じ方は、おひとりおひとり違いますので、刺激を調整して行っています。ガマンせずお伝えください。

 

痛くない理由

1:鍼の特徴
・鍼先の形状:注射針の針先は、斜めで鋭利で尖っています(皮膚を切開し血管などに達しなくてはいけないため)
鍼灸の鍼先の形状は松葉形と表現され、丸みがあるのでチクっと感じることはありますが、注射針のような痛みはありません。

・鍼の材質
髪の毛ほどの細さで、たわむほど柔らかいです。

 

2:鍼の刺し方=管鍼法
日本で主に行われる鍼の刺し方を管鍼法といいます。鍼管という細い管を使って行います。鍼管に鍼をいれると、鍼が鍼管より少し長いので管の上に出ています、その部分をトントンと叩くと鍼が皮膚内に入っていくのですが、鍼管を立てる(皮膚面に当てる)ことで鍼が入るときの痛みを軽減できます。

 

※痛みの感じ方は、おひとりおひとり違いますので、刺激を調整して行っています。ガマンせずお伝えください。

 

鍼について知ってほしいポイント

  • 鍼の分類
  • 鍼の長さ
  • 鍼の太さ
  • 鍼先の形状
  • 鍼の材質
  • 円皮鍼使い方

鍼の分類

鍼灸で扱う鍼は大きく分けると、皮膚を破る(切開する)鍼、刺入(刺す)鍼、刺さない鍼です。

現在一般的なのは、「刺す鍼」と「刺さない鍼」です。

「刺す鍼」の代表は、ごう鍼といわれ治療院でよく使われる鍼です。

「刺さない鍼」というと、鍼を刺さない?と疑問を持つと思います。

接触鍼といったほうがわかりやすいでしょうか。摩擦(滑らせる)、圧迫する鍼をさします、

代表的なのはお子さんにさするように使う(小児鍼)というものがあります。

またこれ以外に鍼をテープで止める、皮内鍼、円皮鍼というものもがあります

 

鍼の長さ

上:鍼(フイルムから出した状態)
下:滅菌されフイルムに入っています。

現在よく使用されている鍼です。

鍼の長さは、尺貫法で表示されています。
1寸(30㎜)~3寸(90㎜)位まであるのですが、よく使われるのは1寸(30㎜)~2寸(60㎜)です。ステンレスの使い捨ての鍼の鍼は、「完全滅菌」されているので、フイルムの中に入っています。

 

鍼の太さ

注射針の太さは約0.7~0.9㎜位です。

鍼灸の鍼の太さは、0.14㎜(0番)~0.3㎜(8番)位まであります。

最近では0.14㎜より細い、0.10㎜や0.12㎜があります。

0.10㎜と言われてもピンとこないと思います。参考までに、髪の毛の太さは0.1㎜位です。
鍼灸の鍼は、髪の毛とほほ同じ太さです。

鍼先の形状

針先の形状は、注射針は斜めになっていて鋭利で尖っています。
(皮膚を切開し、血管などに達しなくてはいけないため)

鍼灸の鍼先の形状は、松葉形と表現されます。(丸みがあります)

丸みがあるのでチクっと感じることはありますが、注射針のような痛みはありません。

鍼の材質

鍼は柔らかく、たわみます。
(黄色のポストイットに、ステンレスの鍼を押し付けています)

鍼の材質は、金、銀、ステンレスが使われています。一般的に使われているのは、ステンレスの鍼です。金や銀の鍼は、柔らかく刺すときの痛みが少ないですが、摩耗したり酸化しやすいです。

ステンレスの鍼は、刺入しやすく、折れにくく、腐食し難い特徴があります。ステンレス鍼は、使い捨ての鍼が一般的です。

当院でもステンレスの鍼を使い、刺す部位によって、長さや太さを選択して施術しています。

円皮鍼(えんぴしん)の使い方

円皮鍼とは、置き鍼(おきばり)とも言われています。

最近ではスポーツ選手が、パイオネックス(円皮鍼)を貼っているのを見かけたことが、あるのではないかと思います。羽生結弦選手や横綱白鵬さんも貼っていました。

当院では、来院の時間がない、期間が空いてしまう、長期で効果を残したい時に使用をしております。

直径1.5㎝程のシールの真ん中に鍼が付いています。イメージとしては画びょうのような形をしています。鍼の長さは、0.3~1.2㎜です。かぶれたり、痒みがなければ最長1週間程度貼っておくことが出来ます。
貼ったたまま運動をすることができます。通常のお風呂に入ることもできます。

<注意事項>
・テープなど痒みがある場合は、はずして下さい。
・入浴中は鍼のあるところは擦らないでください。
・公衆浴場など浴槽内に鍼を落とすと、他のお客さんのご迷惑になるので、はずして下さい。
・温泉の成分によって、鍼が変化する可能性があるので、外してください。
・レントゲン、MRI検査など金属を外す検査の際、外してください。
・接骨院や整形外科でマイクロウェーブ(深部を温める電気治療器)をかける場合、外してください。
・捨てる時は、鍼を指に刺さないようにテープの部分で包んで捨てて下さい。

※スポーツ競技によっては、貼ったまま競技をできないこともありますので、ご確認下さい。

 

鍼をやってみたいと思ったら

鍼について、なかなか触れることがないと、痛いのかどうかわからず、不安になることがあると思います。

鍼は「刺す鍼」や「刺さない鍼」もあり、施術の方法によっても刺激の量が異なります。

ご本人のお話を伺い、どんな鍼で施術したら良いのかを選択し行います。

まずはご相談下さい。

 

 

関連するページのご紹介

こちらのページを読んだ方には、下記のページもよく読まれています。ぜひご一読ください。
※下記のリンクから、本ページと関連するページのリンクを設定してください。

ご予約・お問合せはこちら

お気軽にお問合せください

お電話でのご予約・お問合せはこちら

046-244-0515

受付時間:10:00~21:00/日曜10:00~20:00
予約受付時間:10:00~19:00
定休日:木曜
完全予約制