南林間の鍼灸院
鍼灸マッサージField
〒242-0003 神奈川県大和市林間1-7-17 林間ホームズ207(南林間駅改札口より徒歩5分)
一般的にはぎっくり腰と言われますが、病名は急性腰痛です。
急性腰痛とは、急に起きた腰痛、文字そのままです。腰椎を支えている椎間板、関節、靭帯などに部分的な損傷が起こり、強い痛みなどが生じる状態です。急に激痛がはしり動けなくなるので、ヨーロッパの方では魔女の一撃と言われるそうです。
同じ姿勢を長時間していると、腰の筋肉に負担がかかり硬くなり、柔軟性がなくなります。
また筋肉に負担がかかると血流が悪くなります
例えば、足を組む、肘をつく、荷物を一方の肩で持つなど、日常生活の中で無意識にしてしまうことですが、このような動作をしていると、いつも使われている筋肉が同じで、そのまま使い続けると、筋肉は硬くなってしまいます。
また、その姿勢がクセになることで、姿勢が偏りバランスが崩れていきます。同じところを長時間使い続けると、歪んでしまいます。
ストレスを感じていると、筋肉が緊張した状態になります。またストレスを感じると自律神経が反応し、交感神経を興奮させます。交感神経が興奮すると、血管が収縮します。収縮して血管が細くなると血流が滞り、痛み物質が流れにくくなったり、老廃物が流れなくなり、痛みの物質が発生したりします。脳にも痛みを感知し、痛みを抑制するシステムがあります。(このシステムがあることで、痛みが数か所あってもコントロールされています=ゲートコントロール説)精神的ストレスが続くことで、このシステムが上手く動かなくなります。
直後の痛みが強い時は、楽な姿勢を取り安静にしましょう。
横を向いて、エビのように丸まる姿勢で休むと楽です。
仰向けが出来るのなら、膝を軽く曲げて寝るのも良いでしょう。安静とは言っても、完全な安静ではなく、出来るかぎり日常の生活を送りましょう。安静は必要ですが、3日以上の安静は回復を遅らせると言われています。
どうしても動かないといけない時に、腰を固めるためにコルセットを使用するのも、良いでしょう。
コルセットが骨盤と肋骨の間を柱のように支えてくれるので、自力で腰の部分を支えているわけではありません。
そのため筋力が落ちてしまいます。長期間の使用は避け、力をかける時などに使用をしましょう。
痛みのある時は、炎症が強い場合があります。炎症の強い時に温めてしまうと悪化してしまうため、入浴時はシャワーにして、湯船に入り温まるのは避けましましょう、
直後の強い痛みが和らいできたら、動かせる部分は動かしましょう。安静は必要ですが、3日以上の安静は回復を遅らせると言われています。動かすのは、怖いかもしれませんが、腰にストレスがかかっていることも考えられるので、軽めのストレッチやウォーキングから始めて、動かしましょう。
普段から硬めのベッドや布団を利用しましょう。ソファーも同様。
⇒身体が沈んでしまう柔らかいものは腰に負担がかかることがあります。背中のS字ラインがキープできるものを、探しましょう。
背中の骨はS字のカーブをしています、骨と骨の間には、椎間板というクッションの働きをするものがあります。このカーブとクッションの働きによって、腰の負担を分散しています。人間は重力に反して自分の身体を支えています、さらに頭の重さもあります。カーブがなければ、1か所への負担が大きくかかります。
物を持ち上げる時は、膝を十分に曲げてなるべく身体の近い所で持ち上げるようにしましょう。荷物と身体の距離が、遠くなると負担は強くなります。
持ち上げ方
1膝を曲げ腰を深く下す。
2身体の中心を荷物に近づける。
3荷物を抱える時は、前かがみにならないように、背中をまっすぐにする。
4膝の曲げ伸ばしの力を使って、ゆっくり持ち上げる。
背骨を支える筋肉などが弱くなったり、硬くなると腰の負担が増えます、筋肉などの柔軟性(ストレッチ)、筋力、体幹のバランスを良くしましょう。
ぎっくり腰は数週間するとおさまってきますが、痛みが強くなる、しびれがある、安静にしていても痛みが取れない、日常生活に支障があるなどの症状がある場合は、病院を受診をされた方が良いでしょう。このような症状の場合、ぎっくり腰以外に、腰痛を起こす疾患の可能性が考えられるからです。
病院(整形外科)では、レントゲン等で画像診断できます。ブロック注射やお薬(内服薬や外用薬)で、痛みを和らげる事ができます。
鍼には鎮静効果があります。
急性期の場合は、炎症のため患部を触ることができないことがありますが、鍼治療では、手や足のツボを使い痛みや炎症を抑えていくことができます。慢性期の場合は、硬くなった筋肉の緊張をとっていきます。
主に筋肉などの軟部組織を治療することで、全身の調整を図ります。
ぎっくり腰のような急性の場合は、腰に炎症があるため、患部に対する強度のマッサージは控えます。痛みで腰以外の筋肉の緊張が強くなるため、緊張のある筋肉へのマッサージを行います。
鍼はツボを使うことで、腰を触らなくても治療を行うことができます。マッサージは、炎症が強い場合に腰を直接触るのをさけますが、筋肉の緊張が強い時には、緊張を緩めることができます。
鍼灸マッサージの手技は、東洋医学に分類されています。東洋医学は、施術を通して身体が本来持っている、自然治癒力を引き出します。ぎっくり腰や腰痛の再発を予防することが可能になります。
また湿布でかぶれてしまったり、内服の薬が飲み慣れていない方、鍼灸マッサージをお試しください。
身体の現在の状態を確認して、どこが弱く、身体のクセによりどんな姿勢をしているかがわかることで、これをしたら無理がかかるという目安がわかり、予防することができます。痛みの緩和から、身体のバランスをチェックし、予防のための弱点強化トレーニングまで、トータルケアを当院で行うことが出来ます。痛みがなくなったと安心せず、予防を行いましょう!身体のバランスをチェックしたり、弱点強化のトレーニングをすることは、身体を支えるパワーをつけることになり、主に身体の外側を鍛えることですが、人間は元気がないと身体は動きません。身体の外側だけでなく東洋医学が得意な身体の自然治癒能力を高めて、身体の内側から元気になりましょう!お気軽にご相談下さい。
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